参加中だった『覆面作家企画8』の推理期間が終わりまして、正解が発表されましたので、こちらにて、あとがきのようなものを書きたいと思います。
まずは、探偵のみなさま、お疲れさまでした。
ほとんどの人に当てられちゃった身としては、さすがです! としか言いようがありませんです。
それと、感想をありがとうございました。
また、推理の参考にと、サイトにある作品も読んでいただいて、うれしい限りでした。
そして、探偵さんたちの推理過程を読ませていただきつつ、自分の知らなかった癖を知ったり、過去作品と今とでさほど変わりがないと知って、認識を改めたりと、いろいろ勉強にもなったことでした。
というわけで、作品についてです。
私が書いたのは、A09『手を貸した話』でした。
《金かき指》は、小さいころに祖母か母に聞いた伝承で、今回、テーマが『手』ということで、それを思い出して使いました。
感じとしては、『ほんとうにあった怖い話』なんかのように、体験者かそれを聞いた人の語りで進めたいと考えていたので、こういう形にしました。
ちなみに、私はスーパーでレジをやってまして、手と聞いた時にまず思ったのが、「お金をもらったり渡したりする時にお客さんの手を見るけど、人によってさまざまだよなあ……」ってことでして。
それでまあ、そこはもうそのまま行くかと、語り手はレジの人になりました。
そんなわけで、だいたい形が決まって書いて、仕上がったわけですが――その際に思ったのが、『サッカー台』ってけっこうヒントになりそうだなってことでした。
まあ、実際にはいろいろ特徴そのままで、全然隠してなかったので、バレバレだったわけですが(笑)。
でも、Twitterではたぶん、サッカー台って言葉を使って呟いたこともあるだろうし……なんて思って。
今考えれば、そこ、サッカー台って書かなくても行けたのかもしれないですが、書いた時には他に考えつかず。で、そのまま提出しました。
推理過程を読ませていただくと、やっぱりそれがヒントになってた人もいてたみたいなので、あはは……(;^_^A って感じでした。
あと、自分ではさほど中身のない話と思ってましたが、感想を見るとけっこう怖がって下さった方が多かったので、その点では当初の目的は達成されたかなと思います。
ともあれ、参加させていただけて、とても楽しかったし、勉強にもなったし、刺激的でもあった期間でした。
参加者のみなさま、そして主催者さん、ありがとうございました。
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