2017年のまとめ

2017年最後の日ということで、今年をふり返ってみたいと思います。

今年は私にとっては、ひとえに『ニーアオートマタ』の年でした。
YouTubeでプレイ動画を見たことからすっかりはまり、ゲーム本体はもちろん、サントラやコンサートなどなど、ひたすらニーアを追いかけた年でした。
しかも、「何かに夢中になる」ということは、エネルギーも得られるのでしょうか。
創作意欲もこれまでよりはかなりアップして、新作を書いたり、サイトの更新をやったりと、この何年かの中では、一番アクティブに過ごせた年だったように思います。

また、ニーアのファンになることで、これまでまったく知らなかったゲームの世界のことを、いろいろ知ったようにも思います。
ゲーム関連の動画配信や生放送とか、そちらの世界では有名なゲーム関係者の方たちのお姿をそれらで見たりとか、本当にいろいろ楽しかったです。

ニーア関連については、まだ来年も舞台があったりとか、いろいろ続きそうなので、まだまだがんばって追いかけたいなあと思っています。

あと、オンノベ界隈の昔から書いてらっしゃる方々の作品が書籍化されることが多かった年だな、という印象も今年はありました。
実際にそうした方々の紙の本を見たり、書影などを見ると、やっぱり「いいな~」「羨ましい」という気持ちがいくらかは湧いて来ます。
が、書籍化に至る体験談などを読ませていただいたり、書籍化された作品を読んだりすると、やっぱり「私の作品じゃ無理だな~」と思ったりするので、もうこれは純粋に、「おめでとうございます」としか言えないなあと思ったりします。

ともあれ、今年はニーアのおかげで、本当に楽しくアクティブに過ごせた年でした。
というわけで、みなさま、良いお年を。

サイトの更新と、今後のお知らせ

本日、サイトを更新しました。
『メサイヤ奇談録』の『黒ノ書』に、『スヨン』『茶葉商人の娘』の2本をアップ。
また『残酷なる女神の御手に』の2章をアップしました。

『メサイヤ~』の方は、ベアトリスのメイド、スヨンに関するお話です。
ちなみに、スヨンもクォーツ同様、もともとは『聖獣界ソーン』にて自分のオリジナルNPCとして考えたキャラクターでして、その時の設定を少し変えた形で使っています。
名前がアジア系なのは、その当時、私が韓国ドラマにはまっていたせいですね(;^ω^)
『残酷なる~』の方は、レオンハルトの言葉に揺れるジュノスが、エリアルと共にサフォクリフに真実をたしかめに向かう――というお話です。

さて、ここからは今後のお知らせです。
かなり創作意欲も戻って来ましたので、書き直しの途中でほっぽったままの『グラナダ・サーガ8』にそろそろ手をつけたいと考えております。
現在、ブログとなろうで『メリザンド市調査報告書/調査録』を、カクヨムで『千の夜を歌う鳥』を 連載していますが、こちらはしばらくの間、お休みさせていただきます。
かわりに、というわけではないですが、なろうにて『グラナダ・サーガ』の5~7を随時、掲載して行きたいと考えています。
あと、サイトの方はできるだけ定期的に更新して行ければと思っています。

それと、これはあくまでも「する余裕があれば」ですが、『残酷なる女神の御手に』をもうちょっと読みやすい形に直して、なろうかカクヨムにて連載したいと考えています。
更新のために読み直していて、かなり地の文が詰まっているなあと感じまして……せめてこれを改行したら、読みやすくなって今の若い人たちにも読んでもらえるようになるのでは……と思ったものですから。
とはいえ、もうストーリーや文章そのものに手を加えるような気力はないので、あくまでも「見た目を整える」程度のことですが(;^ω^)

サイトを更新しました。

なんとか今日中に間に合いました(;'∀')
ということで、サイト、更新しました。

まず、『メサイヤ奇談録』に『パトリックの書斎』『日が落ちたあとに』『後日談』の3本をアップです。
再会した幼馴染、エリカの、行方不明になったおじいさんを巡る一件です。
例によって、解決はしてないのですが……おじいさんが夜外に出てしまった理由だけはわかる、みたいな感じのお話です。

もう一つは、先日ぐぐるたすの方でも書いた『残酷なる女神の御手に』です。
とりあえず、連載を開始しました。
序章と1章をアップしています。
HTMLファイルは、販売していた時とほとんど変わってません……が、一応、背景画像だけ変えました。
ネウストラの元王太子ジュノスが、復讐のために自分の心の底にどんどん闇を溜めて行く物語です。
地の文がめっちゃ長いわ、設定に凝りまくってるわで、今のネットの主流からはずいぶんはずれた作品だと思いますが……読んでいただければ、うれしいです。

コンタクトを買いに

昨日は和歌山市の方へ、コンタクトレンズを買いに行って来ました。

今回は、遠近両用のにしました。
というのも、最近、本当に老眼がひどくなって来てですね、仕事でバーコードの細かい数字が、見えづらくて、めっちゃ苦労するようになって来たからです。

私はスーパーでレジの仕事をしていますが、現行のレジというのは基本、商品に付けられたバーコードを読み込ませることで、品物の清算を行います。
ところがこのバーコード、けっこう些細なことで読み込めないことがあるのです。
たとえば、印刷が薄すぎたり濃すぎたり、あるいはシールがぐちゃぐちゃになっていたり。
そういう時はレジの人間が、数字を目で見てレジの機械に打ち込みます。

ところが、こういうのって、たいていすっごく字が細かいんですよ。
印刷が薄いと見えないし、ぐちゃぐちゃになってるやつも、数字の部分が重なっていたりして見えない。
いえ、老眼になる前は、見えたんです。
でも、今は見えなくて……ですね。
で、こう、遠くに離したりして苦労して打ち込むわけですが、そうするとお客さんの方は、どうしても「早くしてよ」って感じになりますよね。
私自身も、ちゃっちゃと入力できない自分にイライラしますし……ましてや、そういうことが続くと、本当にイヤになります。

でまあ、レンズ屋さんのサイトであれこれ見ていたら、遠近両用のがある。
どっちみち、そろそろレンズを買い替えないといけない時期でもあるし……と、思い切ってそちらにすることにした、というわけです。

取り寄せになるので、まだ現物は手にしていないのですが、昨日はテスト用のレンズを入れて、見え方とか装用感などを試させてもらいました。
ただ、技師の方の話だと、あまりに遠視の方の度を上げると、今度は近視の方の度が低くなって、遠くを見る時の補正度がゆるくなるらしいのですね。
なのでまあ、遠視の方は「ある程度は見える」程度にしておかないと、イマイチ、バランスが取れないですよ、ということのようです。

……にしても、若いころは近視の人間は老眼にはならないと思っていたので、まさかこんなことで苦しむハメになるとは思いませんでしたよ(-_-;)
なんにせよ、早くレンズが届いてほしいな~と今は思っております。

サイトを更新しました。

何やらすっかり間が開いてしまいましたが、サイトを更新しました。
『メサイヤ奇談録』に、短編を2本アップです。

『再会と鍵』は『赤ノ書』の方にアップしました。
カーマインが幼馴染の少女と再会するお話です。
そしてもう1本の『人形師クォーツ』は『黒ノ書』の方にアップしました。
こちらは、ベアトリスがクォーツとどうやって出会って交流を深めたのか、というお話。

ちなみにこのクォーツは、もともとは「オーダーメイドCOM」にて、今はなき『聖獣界ソーン』の自前のNPCとして創作したキャラクターでした。
実は、過去話もそちらで設定していたものを、そのまま使用しています。
……ということで、彼の過去の話ももっと詳しくやりたいなあとは思っているのですが、またそれはそのうちに。

あと、今回はトップから投稿サイト『小説家になろう』のマイページへのリンクと、先日から始めた『メリザンド市調査報告書』へのリンクを貼りました。
なろうでは、現在、ぽつぽつと以前サイトに上げていた『グラナダ・サーガ』をアップしています。
サイトに置くには、コンテンツが多くなりすぎるのと、書き直しが途中で止まってしまっていて、実質、いつ続きが書けるかわからないため、なろうの方に置いています。

以上、サイトの更新報告でした。

ゲーム『ニーアオートマタ』

PS4のゲーム『ニーアオートマタ』、サブクエストもだいたい終わりましたので、感想など書いておきたいと思います。
けっこうネタバレがあると思いますので、これからでもこのゲームをやろうかと考えているような方は、お気をつけ下さい。

紆余曲折あって、PC版とPS4版の両方を買うハメに陥ったこのゲームですが、実際にやってみるとそれなりに難しくもあり、奥が深くもあり……といった感じでした。
ちなみに、私はずっとイージーモードでプレイしてました。
途中でちょっとノーマルモードにしてみたりもしたのですが、そうすると、ひたすら死にまくる状態で(序盤のバンカーから地上へ降下するあたりで、シューティングだったのでよけい大変だったんだとは思いますが)、結局、イージーモードでやらないとクリアできそうもない、といった感じだったのです。
ただ、2周目からは、回避のみをオートでするようにして、それ以外の攻撃は自分でやってました。
これだと私のようなヘタッピでも、なんとかかっこよく戦闘しながら、クエストをクリアして行くことができます。

戦闘はそれでどうにかなりましたが、大変だったのはジャンプと、あと、とにかく地理が覚えられなくて、道に迷いまくることですね(-_-;)
それでも、廃工場の中は序盤にうろうろすることが多かったので、けっこう覚えられましたが、後半になるとこれも地下部分が増えて、やっぱり迷ってしまいました…(-_-;)

一方ジャンプは、最後まで苦労しました。
クリア後にサブクエストを回収して回った時に、ビルの屋上へ何度も昇る必要があって、このあたりでだいぶ上手になりましたけど……何より苦労したのは3周目の『喪失』クエストですね。
それでなくてもジャンプ苦手なのに、操作キャラの2Bはウィルスに冒されていて、ヨロヨロしながら移動している状態で、時おり普通に動けるようになるので、そこを狙ってジャンプしないといけないんですけど、ジャンプすると落ちて、敵にボコボコにやられる……という……。
たぶん、ここが一番苦労した気がします。
あとは、2周目の『狂った宗教』クエストで、9Sが敵の機体をハッキングで乗っ取って2Bたちを助けに行くあたりですか。
乗っ取った機体の操作方法が9Sとは違うので、どのボタンを押せば……とかやっているうちに、攻撃されて死んじゃったり、プレス機に押し潰されたりと、ここも何度かやり直しました。

そんなふうに、大変な部分も多かったですが……実際に、あの美しい廃墟群の中をキャラクターを操作して駆け巡り、さまざまな機械生命体たちと戦ったり、時には会話したり……というのは、とても楽しかったです。

メインクエストで印象に残っているのは、1周目・2周目では遊園地廃墟のヴォーヴォワールとか、複製された街のアダムとの戦い、そして 狂った宗教の部分ですか。
ヴォーヴォワールは外見も印象的ですが、こうなるに至った経緯がまたなんとも言えないなあと思います。
複製された街でのアダムは、私には妙に『仮面ライダー凱武』の戦国に見えちゃいましてですね、戦いながらも、何か「うお~、うひひ……」って感じでした(爆)。
彼は結局、『死』というものを、知りたかったのかもしれません。
あと、2周目では彼によって9Sの心の内が明かされたりもしていて、それも目が離せない部分だなあと思います。
狂った宗教は、なんとなく怖い話だなあと、今改めて思い返すと感じられます。
戦うために造られた機械生命たちが、『神』を信じて宗教を作ったあげく、教祖が突然死んだことから「死んだら神になれる」と思い込んで、次々と死んで行く――なんか、やっぱり怖いですよね。

3周目では、例の苦労しまくった『喪失』の最後のところ、2Bが死んで行くシーンが、印象的でした。
あと、パスカルのクエストですね。
まず、「ぶっ殺してやる!」のセリフで、え? って思いました。
あなたは、戦いがいやになって、あの村を作ったんじゃないんですか……って。
いや、まあ、そりゃ、子供たちを守るためなんですけど。
でも、「ぶっ殺してやる!」って。
それだけ必死だったのだろうけれど、でも……ああ、やっぱり武器を取るのか、やっぱり、敵を殺すってことになるのか……と、ちょっと愕然としました。
それから、子供たちの死。
絶望したパスカルは、A2に記憶削除か殺してほしいと願います。
私は、記憶削除を選びました。
その結果、彼は全てを忘れてしまって――そのあと、サブクエ回収中に、たまたま9Sで村を訪れたら、パスカルは誰もいなくなった村で一人、雑貨を売ってました。
子供たちのコアを、めっちゃ安い値段で。
「こんなものが、役に立つんですかねぇ……」なんて言いながら。
うわ……って思いましたよ。
……選択肢としては、彼の願いをどちらも聞かないというのもあったわけですよね。けど、ずっと苦しみ続けるというのも、それも酷いなと思うし。
結局、殺してやるのが一番、あとくされがなくていいんでしょうか。
でも、それはそれで、ようは私の自己満足って感じがするし……。
なんにしろ、ゲーム中ではわりと癒し系キャラだっただけに、このラストはうわ~って気がすごくしました。

『喪失』以降の9Sの壊れて行く姿も、見ていて痛々しいものがありました。
対して、機械生命体の方……というかN2ですね。が、まるで彼の傷に塩をすり込むというか、逆鱗を逆なでするというかみたいな攻撃をしかけて来るんで、今思うとそれもひどいなあと。
ただ、このあたりは特撮ものとかを見ている時に、悪役の方にも感情移入してしまう時のような「うわ、ひどい。……でも、ヒヒヒ、これはこれで……」みたいな、ちょっとそんな気持ちもあったりして。
……それはそれで、私もヒドイわと思いますけどね(;'∀')
ともあれ、そうやって、ギリギリの状態で最終的にたどり着くのが、A2との決戦で。
Aエンド、Bエンドはどちらもホッとするエンディングでしたが、Cエンド、Dエンドは胸を突かれるようなエンディングだったと思います。
Dエンドの9Sが刀が刺さって苦しむシーンなどは、なんか妙に長い気がして「うわ~、もうやめて~」って気分になりましたし。
いや、だって、もう充分苦しんでるんだから、死ぬ時ぐらいは楽に死なせてやってって思うじゃないですか。
そして、問題のEエンドは――すごくいいエンディングだったと思います。
このあとも、二人は戦わないといけないのかもですが、それでもやっぱりハッピーエンドじゃないかなと。
だって、2Bはもう、何も偽る必要もないし、9Sを殺し続けなくてもいいんですもの。
9Sも、自分が彼女に殺されるって宿命がなくなったわけだから、自分の気持ちに素直になってもいいと思うし。
ただ、A2にとっては再生されたことは不本意かもしれないけれど……でも、アネモネあたりは「生きててくれてよかった」って言いそうな気はします。

それはそれとして、Eエンド。
私はデータを消さなかったけれど、データを消す決断をするのって、めちゃくちゃ勇気のいることだよなあ……って思います。
だって、自分がこのゲームに注ぎこんで来た時間を、その証を、消すってことだって思いますから。
しかも、前作の場合は作中のキャラを救うためだったけど、今回は他のプレイヤーを手助けするためなわけで。
いやまあ、私も助けてもらって、それでクリアできたわけなので、消さないのは卑怯なのかもしれませんけれどもね。
でも……やっぱ、私にはできなかったです。
サブクエもやりたかったし。
ちなみに、サブクエも、メインと同じぐらい重要だったり、ぐっと来るものが盛りだくさんで、できるだけ回収してよかったと思います。
ってか、本当はこれ、メインをやりながら回収して行ければいいんでしょうけれどもね。

……というわけで、かなり長くなってしまいました。
たぶん、語ろうと思えばまだまだ語れる気がしますが、とりあえずこのあたりで終わりにしたいと思います。

ブルーレイ『ニーアコンサート 人形達ノ記憶』

先日買ったブルーレイ『ニーアコンサート 人形達ノ記憶』を全部見終わりましたので、その感想です。

まず、音楽の方は、どれも本当に素晴らしかったです。
私はニコ生の放送も見たのですが、映像はやはりブルーレイ化された方が美しいですね。
後ろに映し出されている映像も、すごく鮮明に見えますし、雰囲気があります。
そして音楽の方も、ニコ生では拾えなかった楽器の音まで克明に聞こえて、歌い手の方々の声もすごく綺麗に再生されて、もう、めっちゃよかったです。
どの方の歌声も素敵ですが、個人的にはジュニークさんの歌声が、すっごく迫力があって好きでした。

発売前の生放送では、朗読劇の余韻を考え、楽曲の順番にも気を配ったという話をされていましたが、今回これで改めて聞いてみて、なるほどとその点にもすごく納得しましたね。

そして、朗読劇の方ですが。
これまたどれもよかったのですが、一番印象に残ったのは、5月4日の昼の分と、千秋楽の5月5日の夜の分です。
4日昼の分は、まさかのヨルハ計画立案に関する内容でして……。
Twitterでも呟きましたが、9号にC、Dエンドの内容を教えて感想を聞きたい気分になりましたね。
まあ、9号と9Sは別人っちゃ別人なんですが……なんていうか、先祖のしたことが未来で子孫をひどい目に遭わすみたいな感じで、見終わってマジに「ひぇ~」って思いましたよ。
ってか、私はヨルハ計画ってもっと、人類軍の上層部のえらい人たちが、密室で決めて実行したのかとか、思ったりしてたんですけどね~。
まさか、こんなことだったとは……。

一方、5日夜の分は。
ニコ生では昼の分しか見てなかったんですが、そちらで最後に9S役の花江夏樹くんが「自分はこれで終わり(夜の分には出ない)」と言っていたので、途中からこれは9Sは起動しないまま終わるのか~と、かなりハラハラしながら見ていたのですよ。
ところがところが、最後にいきなり花江くん登場! 9Sは無事、起動されました。
いやはや、よかったです~。
だって、Eエンドは9S、2Bにとってはハッピーエンドだと思うんですよね。
それが、朗読劇の方で実は9Sは起動しませんでしたってなったら、それってさすがにヒドイじゃないですか。
公式が、実はハッピーエンドじゃなかったんだよって言ってるも同然なわけで。
でも、ちゃんと9Sは起動しました。
なので、本当によかったです。

……まあ、このあたりは、役者さんたちのスケジュールの都合があったようですが(そもそも、朗読劇の内容が全部違うのも、そのためらしいですし)、このラストはやっぱり、すごくうれしいです。

そんなわけで、大変満足したブルーレイでした。
一つだけ不満があるとしたら、最後の出演者たちのコメント部分とみんなで写真を撮るあたりがカットされていたことですね。
写真のあたりは、もしかしたら観客の人たちも映るのでマズイってことだったのかもしれませんが、コメント部分は入れてほしかったな~と思ったことです。
でも、それ以外はもう、本当にこれ以上ない素晴らしいブルーレイでした。

新シリーズ、始めました。

小説の、新しいシリーズを始めました。

立ち位置としては、『神の眠る星』の番外編という形になります。
タイトルは、『メリザンド市調査報告書』です。
https://meri0912.blogspot.jp/

今回、サイトではなくブログでやることにしたのは、主人公の日記兼報告書、という形にしたかったからです。
ゲーム『ニーアオートマタ』の動画を見たりやったりするうちに、『廃墟』をキーワードに何かやりたいなと思うようになりました。
とはいえ、基本、小説しか書けない私ですので、やるなら小説しかないし……う~むと考えた結果、架空の廃墟都市を主人公が探索してそれについて書いたブログとか面白そうだな、と思い始めたのです。
ただ、そのころにはまだ、ぼんやりとしたイメージしかなく、世界観も何も全然考えていなくて、わかっているのは「今それをやったら、舞台はニーアと同じものになるんだろうな」ぐらいのことでした。
でも、完成度の高い作品のマネをしたって意味がないし、それならまだしもニーアの二次でもやる方がずっとマシって思って、その時はその考えを放棄しました。
それがまた頭の中に湧いて来たのは、今月のこと。
某通販にて、ハーバリウムのキットを予約した時、「ハーバリウムってなんだろ?」と思って、ネットで検索してみたところ、もともとは植物標本全般を言う言葉だということやら、素敵な作品の数々やらが出て来ましてですね……なんか、これだ! という気がしたのですよ。

ということで、このシリーズでは小説だけでなく、ゆくゆくは廃墟から主人公が回収した何か(手紙とか日記のきれっぱしとか、植物標本とか)もアップして行こう、と考えております。

幸いなことに、と言うべきか。
以前に『リュウの行商人』に参加させていただいて、物語世界を表現する方法は文章だけではなく、また本にすることだけではない、と学ばせていただいたので――その応用? で文章以外でも自分の頭の中にあるものを、表現できれば、と考えています。

今後の予定あるいは、自分自身の覚書

先日から、あれこれとオリジナル作品でやりたいな~ということがいくつか出て来ましたので、とりあえず、自分が忘れないために、ここに書いておこうかと思います。
いや、頭の中で考えているだけだと、結局、実行しないで終わっちゃいそうな気もしますので。

投稿サイト
【小説家になろう】

◆グラナダ・サーガ4の連載開始。
中身はあるんですが、投稿するのがめんどくさくて、ずうっとそのままになってましたので、いい加減、少しずつでもアップして行きたいと思います。

◆上記とは別作品の連載開始。
『失われし時の物語』の第1シリーズ、『三人の娘』の1話目を予定しています。
昔書いたものがあるので、それを手直ししてアップするつもりです。
……しかしこれ、書いたのも考えたのも大昔なんですが、今だとFateシリーズの真似っこと言われそうな気もするなあ…(-_-;)

【カクヨム】

◆千の夜を歌う鳥
もうちょっと頻繁に更新できるよう、がんばります(-_-;)

その他
◆『黒の王』7話のプロット作りと執筆。
ずっと放置中で、たぶんもう続きは書けないのだろうと思っていた『黒の王』ですが、先日ふっと「プロット作ってみようかな~」という気持ちが湧いて来ましたので、とりあえず作って書いてみようかと考えています。
もしちゃんと完成したら、サイトで連載します。

ニコ生視聴『ニーアコンサート 人形達ノ記憶』

記憶が薄れないうちに……と、さっそくニーアコンサートについてのブログを書きます。

『ニーアコンサート 人形達ノ記憶』は、ゲーム『ニーアオートマタ』及び、前作『ニーアレプリカント/ゲシュタルト』のために作られた楽曲の歌と演奏、そして声優さんたちによる朗読劇で構成されたものです。
本日、5月5日の東京公演の模様は、ニコニコ生放送にて中継されるということで、チケット買って見ました。

いやも~素晴らしいの一言です。
2時間があっという間でした。
まず、歌と演奏が素晴らしかったです。
っていうか、これ、やっぱり本当に劇場に行ってそこで見たかったな~っていうのが本音ですね。
生中継なので臨場感はあったし、ネットのなかった時代のように、あとで話だけ聞いて悔しがるのよりはよっぽどいいんですけど、でも、やっぱり劇場で実際に聞いて、見てするのはもっと迫力があって、すごかっただろうなあと思います。
大阪公演もあったんだし、もっと早くに知ってたら……と、そこはやっぱりちょっと悔しかったですね。
個人的には、ジュニーク・ニコールさんの歌声にすごく惹き付けられるものを感じまして、ほんと、劇場で生歌を聞きたかった~と思いました。
砂漠のシーンでかかる曲とか、ボーヴォワールの曲とかすごくすごく、素敵でしたもの。

ボーヴォワールといえば、コンサートを見ながらふと思ったんですが。
先日、らっかみの方であれから着想を得た廃墟で歌う少女のシナリオをやったのですが、なんというか、ああ、私のはなんか黒さが全然足りなかったなと。
オートマタの歌姫、ボーヴォワールには狂気と哀しさが同居してて、もっと深い何かがあった気がするんですよね。
まあ、ゲームの雰囲気というものもあるので……とは思いつつも、でももっと、黒さというか、怒りとか悔しさとか悲しさとか、負の感情を込めることはできたはずで。
上っ面だけ真似てみても、やっぱダメだよなあと、改めて思いました。

それはともかく。
歌と歌の間に挟まれて上演される声優さんたちの朗読劇も、これまた素晴らしかったです。
声優さんたちの姿が見えているのに、でもちゃんと9Sだし2Bだしポッドだしするのは、本当にすごいことだなあと、見終わってから、改めて思いました。
内容は、基本的にはゲームの展開に沿ったものでしたが、ゲームの3周目に相当する部分もあって、見ていて辛かったですね。
あと、2Bが実は2Eだったという部分もはっきり描かれていて、ますます辛かったです。

最後は、全員で記念撮影していて、これもちょっといいな~って思いました。
部屋に一人だったので、「栄光あれ!」ってやりましたけど(爆)、私写ってないもんな~(爆)。

ともあれ、今日は本当に楽しく素敵な2時間でした。

サイトを更新しました【4月分】

本日、4月分のサイト更新を行いました。

今回は『メサイヤ奇談録』の「黒ノ書」へ『佳人薄命』を、「よみきり」へ短編『想うはあなた一人』を、そして『Angel Cage4』の第2話をそれぞれアップしました。
あと、リンクにも1件、参加させていただいた企画サイトさんを追加しています。

まず、短編『想うはあなた一人』ですが、これはTwitterで募集が掛けられた企画、『fall in xxx』参加用に書き下ろしたものです。
お題が「嘘+音楽+花言葉・石言葉」というもので、私の担当はヒガンバナでした。
実は、世界観は『メサイヤ奇談録』と同じなのですが、舞台がメサイヤではないため、置き場所は「よみきり」の方にしています。
タイトルは、ヒガンバナの花言葉の一つです。

『佳人薄命』は、書いたのはけっこう前になります。
ベアトリスの過去話の一つですね。
本当は、なぜアッシュローズ伯爵家の当主が女なのか、その理由を単発で書こうとしていて挫折して、この話となりました。

『Angel Cage4』の2話は、前回に引き続き、すでに書いてあったものをアップしました。
新キャラが登場していますが、このキャラが今後どんなふうにミカエルたちに絡んで行くのかは、自分でもまだ予測が立っていません(すみません)。
なので、乞うご期待です。

以上、4月の更新でした。

プレイ動画『ニーアオートマタ』

書きたい書きたいと思いつつ、時間がなくて書けていなかった、『ニーアオートマタ』のプレイ動画の感想です。

ゲーム『ニーアオートマタ』は、遠い未来の地球で、異星人によって送り込まれた機械生命体と戦うアンドロイドたちの物語です。
前作『ニーアレプリカント/ゲシュタルト』のはるかな未来ということらしく、その設定を引いて来ているらしいのですが、前作を知らなくても、充分楽しめる内容でした。
何より、舞台と音楽が素晴らしいです。

舞台となるのは、廃墟の都市や森、砂漠でして、廃墟好きにはたまらないシチュエーションです。
緑に埋もれる倒壊したビルに廃工場、砂に埋もれたコンクリートのマンション群。森に飲まれているような古城。そして、地下の空洞。
そうした場所を、黒いゴシックドレスの少女と黒いゴシックスーツの少年が、巨大な剣や槍を武器にして機械生命体たちと戦うのです。
いやもう、その絵面だけで、うっとりとわくわくが同時に来てしまいます。
特に、砂漠のコンクリートの建物群は、ちょっと軍艦島を思い出させて、見ててうわ~って感じでした。
しかも、そこに流れる音楽がまた、哀調を帯びたドラマチックな楽曲ばかりで。

ですが、このゲームの素敵なところはそればかりではなく。
ストーリーも私にとっては、かなり好みのものでした。
ゲームは、3周することで、本当のエンディングが見られる作りになっています。
1周目はゴシックドレスの少女・2B(トゥービー)が主人公で、いろんなエンディングがあるのですが、とりあえずゲームオーバーしなければ、ハッピーエンドになるようです。
メインクエストの他にサブクエストがあったり、釣りを楽しむこともできて、このあたりを見ている時は、私、自分がやっているオンラインゲーム『マビノギ』を想起したりしました(いやまあ、世界観は全然違いますが)。
2周目は、2Bの相棒の少年・9S(ナインエス)が主人公になります。
1周目でやったメインクエストを、今度は彼の視点から楽しむことができるようです。
とはいえ、まったく同じわけではなく、各ステージのボスたちの裏の事情が描かれたり、月に逃れたはずの人類についての秘密が明らかになったり……と、じわじわとダークな部分が見え始めます。
ただ、基本の流れは同じなので、これも最後はハッピーエンドになります。
そして3周目。事態は一気に動きます。
主人公たちの所属するヨルハ部隊は、機械生命体に総攻撃をかけることになるのです。
ちなみに、3周目は9Sと、ヨルハ部隊からは指名手配されている少女・A2(エーツー)が主人公となります。

3周目、9Sはある理由から、精神的に徐々に壊れて行くのですが、その状態が見ていて胸が痛くなるほどで……動画を見ながら、いったいどうなるんだろうと、ずっとドキドキ、シクシクしっぱなしでした。

最後は……ハッピーエンドだと思います。
動画のコメントで、「何もかもなくなっちゃったのに、どうするの~?」といった趣旨のことを書いている人もいましたし、たしかに、また戦い続けるのかしら……と思わなくもないですが。
でも、やっぱり死んで終わるのよりは、生きている方がいいと私は思うので……ハッピーエンドかなあと。
最後の、ユーザーへの選択肢もすごいと思いましたが……それはネタバレになるので、ここでは書きません。

なんにしても、すごいゲームだと思いました。

で、あまりの素敵さに、AmazonでサントラCDを予約した私ですが……PC版のゲームも買っちゃいました(;^ω^)
そちらで、この3周目のエンディングを見られるのはいつのことになるかわかりませんが……その時にはまた、感想など書きたいと思っています。

サイトの改装と更新

本日、サイトの改装と更新を行いました。
同じデザインが長らく続いたので、雰囲気を変えたいのもあって、外観を変えました。
あと、『メサイヤ奇談録』を、『よみきり』から独立させて、別コンテンツにしました。

年が改まったせいか、なんだか新しい作品を書く意欲も出て来て、続けて行けそうな感じがして来たので、思い切って、独立させました。
で、カーマインたちが中心の話を『赤ノ書』、ベアトリス中心の話を『黒ノ書』というふうに分けました。
それぞれ、ぼちぼちと更新して行こうと思ってます。
というわけで、今回は『赤ノ書』に、4話目となる『アビス』を、『黒ノ書』に『シモーヌの恋』をアップしました。
ベアトリスの物語は、以前に書いてあったものです。
もともとベアトリスは、Twitterでひっそりやっていた、創作キャラアカウント用のキャラクターで、こちらでの呟きを元に、小説に起こしたものが何本かあって、『シモーヌの恋』も、その一つです。
こちらは基本、ベアトリスが出会った不思議な出来事や、彼女の周辺の人々の話になって行くかと思います。

あと、『神の眠る星』外伝『Angel Cage4』の連載を開始しました。
こちらは18禁BLです。
4は、≪天使≫ミカエルとウリエルの物語。
一応、甘々……になる予定。
先日、パソコンのローカルを見たら、完成作が3本と書きかけが1本という形であるのが見つかりましたので、とりあえず書きかけを完成させて、それから残り6本――10本、10話完結というつもりで、アップして行きたいと思っています。

まだ、以前のように定期的に更新する、とまで宣言できないのがちょっと苦しいところですが、できるだけ定期的に(以前と同じく月一あたりで)新作をアップして行ければなと思っています。
というわけで、よろしくお願いします。

プレイ動画『バイオハザード7』

先月の発売のあと、YouTubeにてプレイ動画を見ていました、『バイオハザード7』。
動画を見ての感想など、書いておこうと思います。

ちなみに、今回私が見たのは、二人おりまして。
最初に見たのはOmegaGamesWikiさんという方の動画でした。
こちらは、まるで映画を見るかのように画面も美しく、すごくサクサクとゲームそのものも進んで行きます。
こういう戦闘中心のゲームを、こんなにスムーズに進んで行けるなんて、すごいな~ともう、感心することしきりでした。
ただ、テキストも読むのが早いもので、イマイチ、ゲームの核心に触れる部分がよくわからず。
なので、この方の動画でバッドエンドとグッドエンド、両方見たあと、もう一人、別の人のを見ました。

それが、ガッチマンさんの動画です。
この方のは解説つきで、テキストに関しても画面にちゃんと映してくれて、音声で読み上げてくれたりするので、とてもわかりやすく、それにトークがけっこう面白いこともあって、初めて見た時にはひーってなったシーンとかも、わりと楽しく見ることができました。

あと、Omegaさんのはアメリカ版、ガッチマンさんのは日本版ということで、微妙に演出が違っている部分などもあったりして、それはそれで楽しかったです。

――と、ここまでは動画そのものの感想でしたが、以下はゲームの方の感想です。
体験版やCMなどではとても怖い雰囲気だったベイカー家の人々。いや、実際怖いんですけど、でも結局は、彼らも被害者だったんだな~というのを、見終わってまず感じました。
もしも彼らが、人助けなんてしないような冷たい人々だったなら、こんな奇禍に巻き込まれることはなかっただろうに、フツーに善人だったがために、巻き込まれてしまったんだなあと。
一方、エヴリンの方も、ここまで『家族』を求めるからには、何か過去にあったんだろうなあとも見終わって感じました。
たぶん、物心ついたころには、家族とかはいない生活だったんだろうから、何かそういうものに憧れを抱くような、出来事とかがあったのかなあ、なんて思ったり。

私がバイオ7のことを知ったのは、YouTubeでゲーム雑誌の人が体験版をプレイした動画を見たことからだったんですが、体験版の時点では、発売されたら買おうかと思っていました。
というのも、すごく全体の雰囲気がホラーしていてよかったのと、『エコーナイト』とかのような、戦闘よりも謎解き中心のゲームになるのかなあと思っていたからです。
が、結局、体験版が最後までアップデートされてみると、やっぱりバイオはバイオだ……ということがわかって、とりあえずプレイ動画とかを見てから買おうかどうしようか決めようという気持ちに変わりました。
で、二人の方の動画を見たわけですが……私には、クリアは絶対無理だろうゲームだとはっきりしました(爆)。

雰囲気は、すごく好きですけれどもね。
ほぼ廃墟と化した巨大な屋敷に、どこか狂ったような人々。自分が助けに行ったはずの妻もなんだかおかしいし、唯一の助け手は、誰かもわからない電話の女だけ。
ボケてるんだか死んでるんだかわからないような、車椅子の老婆に、不気味な化け物。
館のいたるところの壁や床や天井をおおう、灰色の気味の悪い何か。
血清の材料だって、どう見ても赤ん坊のミイラだし。
ゴシックホラーな要素が満載って感じで。
オープニングとCMで使われてた音楽や映像も、すごく雰囲気があって素敵でした。
エンディングも、なかなか凝ってて、よかったですし。
なので、もうちょっと戦闘系ゲームが得意なら、自分でやってみたいな~という気持ちもなくはないのですけれどもね。

物語は、一応ハッピーエンドになります(グッドエンドの場合)。
ただ、まだ少しだけ謎の部分もありますね。
主人公が、あまりにも事態に動じなさすぎだとか、最後の方でヘリコプターから降りて来た人物に「遅いぞ」とか言っているあたり、この人も実はどっかの組織の人間だったのだろうか……とか。
ネット上では、これはバイオ8に続く伏線ではないか、という見方もあるようです。

そのあたり、気になる部分もありますが……ともあれ、ベイカー家の人々とエヴリンが少しでも安らかであるように、と祈りたい気持ちになるラストでした。
 

サイトを更新しました。

2月早々に、サイトを更新しました。
『メサイヤ奇談録』の3話と、『Angel Cage3』をアップしました。

『メサイヤ奇談録』の方は、3話『忌み児たち』をアップです。
2話でちらっと登場した、赤毛の少年カーマインの生い立ちを中心にしたお話です。
実際に書かれたのは、1話2話よりも、こちらが先です。

この『メサイヤ奇談録』は、もともとはTwitterの創作アカウントでやっていたアッシュローズ女伯爵のあれこれがスタートなもので、そこを中心にした話の方が先に書かれていたのですが、サイトにアップする際には、もっとホラーっぽいものをと考え、1話2話を書き下ろしました。
次回4話は双子の片割れアビスの方の話を書きたいと考えています。

『Angel Cage3』は昨年まで販売していた18禁BL作品で、『神の眠る星』の外伝になります。
イーヴァとアズラエルが中心のお話。
イーヴァは俺様・鬼畜攻めですが……まあ、全体としてはらぶらぶじゃないかな~と作者は思っております。
一応、販売していた分はこれで終わりですが、実はかなり昔に4を書きかけていて、気力があれば続きを書いてアップしたい……とは考えております。
というか、今年はできれば連載途中で放置してある18禁BL(お題)とかも続きを書ければいいなと思っております。

サイトを更新しました。

本日、サイトを更新しました。

『メサイヤ奇談録』の2話『我が子を探して』と、『神の眠る星』外伝『Angel Cage2』をアップしました。
『メサイヤ奇談録』の方は、街の風習によって子供を奪われた女性の物語です。
また、『Angel~』の方は、以前は有料だった作品で、18禁のBL作品です。
今回は、≪天使≫ウリエルとミカエルの二人が主人公です。
本編の方でもこの二人は、あとの方では恋人同士として描かれていますが、これはその二人がどうやってくっついたのか、というお話です。

『科捜研の女 正月スペシャル』

昨夜は、『科捜研の女 正月スペシャル』を見ましたので、ちょこっと感想を書いておきたいと思います。

今回のスペシャルは、赤ん坊の誘拐事件です。
父親が目を放した隙に赤ん坊が誘拐されてしまうのですが、その事件が24年前に起きた赤ん坊誘拐事件にそっくりで、しかも被害者夫婦はその過去の事件の被疑者とされていた人物で――という物語。

ネタバレになりますが、実は犯人はその24年前に誘拐された赤ん坊が成長した青年でした。
24年前の事件は、突然自分の子供を亡くした女性と彼女の友人だった女、その夫の3人――というか、主にこの友人夫婦が事業拡大の資金ほしさに友人の女性を巻き込んで企てたものだったのです。
青年の育ての母である女性はすでに死んでいるのですが、死の間際、青年に事実を告げていたのですね。
それで、青年は実の両親を探し、その結果。

1、実の母は事件のあと自殺。
2、実の父は失意のあまり、世捨て人同然のくらしをしている。
3、被疑者夫婦は奪った金で事業を拡大。遅くに子供が生まれ幸せ一杯。

これらの事実を知ってこう、胸に来るものを感じて、被疑者夫婦の子供を誘拐することをたくらんだというわけなのです。

赤ん坊に罪はないですが、この夫婦に関しては「因果応報」ってやつじゃないかなあと見終わって思いました。
そもそも、自分たちがこんなことをしなければ、子供が誘拐されることもなかったわけですからね。

あともう一つ。
途中で、24年前の事件の捜査にも関わっていた岩内(いわない)という刑事が死んでしまうのですが、それも殺意はなかったものの(というか、あれは完全に事故だと思います)、犯人の青年の過失によるものなんですね。
ただこれは、岩内が自分の知っていること、気づいたことを、土門さんにでも話していれば、彼自身も死なずにすんだし、青年にももう一つ罪を背負わせることはなかったんじゃないだろうかと見ていて思いました。
まあ、岩内にしてみれば、かつて自分のミスを取り戻したかったのかもしれませんが……1人で抱え込むよりも、仲間に相談する方が解決は早いのに、と。
ただ、この人が全てを話していたら、ドラマは2時間かからずに終わってしまう気もするので、その点では、しようがないかなと(笑)も思いました。
それと名前が。肝心のことを言わないで死んじゃうので「いわない」さんなのかなと、ちょっと勘ぐってしまいました(;^ω^)

それから今回は、12月最後の放送で科捜研を退職した相馬くんに変わって、新しいメンバーが加わりました。
この子もちょっと変わった感じの人物です。
もっとも、相馬くんも最初は変わった人っぽかったのに、どんどん普通の人になって行ったので、彼もたぶんそんな感じかも? な気もしますが。

それと今回印象的だったのは、犯人とその父の指紋が似通っていることに気づいて、マリコさんに再度鑑定するよう言った、藤倉部長でした。
すっかり忘れていましたが、この人、元は鑑識だったんですよね。
だから気づいたんでしょうが、うまいなあと感じました。

あと、今回はバイクが効果的に使われていたのですが、バイクと警察車両のカーチェイスとかバイク同士のすれ違うシーンとか、構図が仮面ライダーっぽいなあと思っていたら、監督が田崎さんでした。
この監督さんがやると、アクションシーンとかすごく派手で見栄えがして、いつもいいなあと思うのですが、今回もその片鱗が垣間見えてよかったです。

というわけで、楽しく見られた2時間でした。

2017年が明けました。

明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いします。

というわけで、2017年が明けました。
昨年は、新年早々から虫歯で歯が欠けたり、そのあと左のコンタクトをなくしたり……となんだか、イマイチな年でしたが、今年はもうちょっとフツーに日々を送って行ければいいなあと思います。

抱負ってわけでもないですが……。
今年は、もうちょっとたくさん本を読んで、もうちょっとオリジナル作品も書いて、もうちょっと頻繁にサイトも更新できるといいなあと思ってます。

サイトについては、Twitterで一時、閉じる宣言をしてましたし、本当にもうやめようかとも思っていたのです。
が、投稿サイトよりはまだ自分のサイトでの方が人が来てくれるようだし、結局、ネット上での自分の一番の本拠地ってやっぱりサイトなんだよなあと思い直しまして。
で、もう少し続けてみることにしました。

PBWの方は、本当はやめたいんですが……多少なりとも入って来ていたお金がなくなるのは辛いので……まあ、今年もない頭を絞って続けてみようかと思っています。

そんなわけで、今年もぼちぼちやりますので、よろしくお願いします。

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