先月の発売のあと、YouTubeにてプレイ動画を見ていました、『バイオハザード7』。
動画を見ての感想など、書いておこうと思います。
ちなみに、今回私が見たのは、二人おりまして。
最初に見たのはOmegaGamesWikiさんという方の動画でした。
こちらは、まるで映画を見るかのように画面も美しく、すごくサクサクとゲームそのものも進んで行きます。
こういう戦闘中心のゲームを、こんなにスムーズに進んで行けるなんて、すごいな~ともう、感心することしきりでした。
ただ、テキストも読むのが早いもので、イマイチ、ゲームの核心に触れる部分がよくわからず。
なので、この方の動画でバッドエンドとグッドエンド、両方見たあと、もう一人、別の人のを見ました。
それが、ガッチマンさんの動画です。
この方のは解説つきで、テキストに関しても画面にちゃんと映してくれて、音声で読み上げてくれたりするので、とてもわかりやすく、それにトークがけっこう面白いこともあって、初めて見た時にはひーってなったシーンとかも、わりと楽しく見ることができました。
あと、Omegaさんのはアメリカ版、ガッチマンさんのは日本版ということで、微妙に演出が違っている部分などもあったりして、それはそれで楽しかったです。
――と、ここまでは動画そのものの感想でしたが、以下はゲームの方の感想です。
体験版やCMなどではとても怖い雰囲気だったベイカー家の人々。いや、実際怖いんですけど、でも結局は、彼らも被害者だったんだな~というのを、見終わってまず感じました。
もしも彼らが、人助けなんてしないような冷たい人々だったなら、こんな奇禍に巻き込まれることはなかっただろうに、フツーに善人だったがために、巻き込まれてしまったんだなあと。
一方、エヴリンの方も、ここまで『家族』を求めるからには、何か過去にあったんだろうなあとも見終わって感じました。
たぶん、物心ついたころには、家族とかはいない生活だったんだろうから、何かそういうものに憧れを抱くような、出来事とかがあったのかなあ、なんて思ったり。
私がバイオ7のことを知ったのは、YouTubeでゲーム雑誌の人が体験版をプレイした動画を見たことからだったんですが、体験版の時点では、発売されたら買おうかと思っていました。
というのも、すごく全体の雰囲気がホラーしていてよかったのと、『エコーナイト』とかのような、戦闘よりも謎解き中心のゲームになるのかなあと思っていたからです。
が、結局、体験版が最後までアップデートされてみると、やっぱりバイオはバイオだ……ということがわかって、とりあえずプレイ動画とかを見てから買おうかどうしようか決めようという気持ちに変わりました。
で、二人の方の動画を見たわけですが……私には、クリアは絶対無理だろうゲームだとはっきりしました(爆)。
雰囲気は、すごく好きですけれどもね。
ほぼ廃墟と化した巨大な屋敷に、どこか狂ったような人々。自分が助けに行ったはずの妻もなんだかおかしいし、唯一の助け手は、誰かもわからない電話の女だけ。
ボケてるんだか死んでるんだかわからないような、車椅子の老婆に、不気味な化け物。
館のいたるところの壁や床や天井をおおう、灰色の気味の悪い何か。
血清の材料だって、どう見ても赤ん坊のミイラだし。
ゴシックホラーな要素が満載って感じで。
オープニングとCMで使われてた音楽や映像も、すごく雰囲気があって素敵でした。
エンディングも、なかなか凝ってて、よかったですし。
なので、もうちょっと戦闘系ゲームが得意なら、自分でやってみたいな~という気持ちもなくはないのですけれどもね。
物語は、一応ハッピーエンドになります(グッドエンドの場合)。
ただ、まだ少しだけ謎の部分もありますね。
主人公が、あまりにも事態に動じなさすぎだとか、最後の方でヘリコプターから降りて来た人物に「遅いぞ」とか言っているあたり、この人も実はどっかの組織の人間だったのだろうか……とか。
ネット上では、これはバイオ8に続く伏線ではないか、という見方もあるようです。
そのあたり、気になる部分もありますが……ともあれ、ベイカー家の人々とエヴリンが少しでも安らかであるように、と祈りたい気持ちになるラストでした。
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