【初心者のための小説の書き方】キャラクターを作る

小説を書く人の中には、「ストーリーを作ってからキャラクターを作る人」と「キャラクターを作ってからストーリーを作る人」がいます。
私はもともとは、「キャラクターを先に作る人」だったので、こちらでもそういうやり方で書いて行こうと思います。

というわけで、今回はキャラクターの作り方です。
何もないところから何かを作る、というのは神様でもない限り無理なので、この場合も何かを参考にします。
「何か」というのは、たとえば自分の身近にいる人ですね。
家族とか友人とか、学校の先生や会社の上司、同僚など。
そういう人々をそのままというのもアリですが、ちょっと変えてみたりすると、面白くなります。
たとえば、すごく優しくていい人な先生だけど、実は裏では悪いことをしている――とか。
お母さんに対してすごく横柄なお父さんだけど、実はお母さんにベタ惚れだとか。
自分が普段見ているのとは違う面を、自分の想像で付け足して行くわけです。
他にも、俳優さんとかタレント、ドラマやアニメの登場人物、政治家、歴史上の人物などなど、自分が参考にできそうだったり、面白いと思う人物を参考にするのもOKです。
ただ、できれば「そのまま」ではなくって、上記したように何かをプラスするとか、参考にした人物とは逆の性格だったり立場だったりを考えてみるとかする方が、キャラクターの幅が広がって、面白いと思います。

そして、ある程度キャラクターの形が決まって来たら、名前を付けます。
名前は重要ではありますが、かといってあまりこだわる必要もないと思います。
自分のフィーリングでつけるのもいいですし、思いつかなければ、友人などに相談したり、ネット上にあるネーミングサービスなどを利用してもいいでしょう。
ただ、複数人を考えた場合は、名前に統一性を持たせる――たとえば、カタカナ名前ならカタカナ名前ばかりにしておく方が、世界観を考えたりする時に楽かな、とも思います。
あと、絵が描ける人は、このあたりでキャラクターのイラストを描いてみましょう。
そうすると、外見のイメージがかたまって、ぐんとキャラクターの姿がはっきりして来ます。
絵が描けない場合は、外見をノートなどにメモするとか、ネット上にあるアバターサービスを利用して外見を作ってみるとかするといいでしょう。

さて、ある程度キャラクターができたら、このキャラクターでいろいろなことを想像してみます。
どんな生活をしているのか、周囲にはどんな人がいるのか、家族や生い立ちはどんななのか――などなど。
それによって、更にキャラクターを作り足して行きます。
たとえば、仲間になるキャラクターだったり、敵対するキャラクターだったり、師匠のような人物だったりと、必要に応じて、作って行きます。
そして、キャラクター同士のやりとりなどを、シュミレーションして行きます。

ここまでできたら、あとはプロットを立てて書くだけ、です。
異世界ファンタジーなどの場合は、その前に異世界の設定などを作る作業が必要になりますが、それについてはまた別の項で書きたいと思います。

なお、ここに書いたのはあくまでも「キャラクターを先に作って、あとからストーリーを作る」上でのキャラクターの作り方です。
なので、もしこのやり方を試してみてもなんだかしっくり来ない――という方は、先にストーリーを考えてから(役割に沿って)キャラクターを作るという方法を試してみるといいかと思います。

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