本日ようやく、『舞台ヨルハver1.3a』のニコ生を見ることができましたので、感想書きます。
舞台はすでに千秋楽を迎えてますが、ニコ生のタイムシフトはまだありますので、ネタバレがいやだって方は、ご注意下さい。
まず、基本のあらすじは、昨年の『音楽劇ヨルハ』と同じです。
遠い未来、異星人からの攻撃を受けた人類は月に逃れ、占領された地球を取り戻すためにアンドロイドたちが戦いを繰り広げています。
そんな中、ヨルハ部隊と呼ばれる新型アンドロイドが新たに地球に降下します。ですが、16機のうち残ったのは4機だけ。
彼らは地上で出会ったレジスタンスたちと共に、目的である敵のサーバー破壊を目指すのでした――。
――なんですけれども、中身は全然別物なのが、すごいところです。
いや、直前生放送とかを見て、だいぶ前のとは違うよ、という話は聞いてはいたのですが。
まず、今回はキャストが全員男性です。
今までのヨルハは、全員女性だったんですが、今回のはそれが逆になってます。
そのぶん、戦闘シーンとかがすごくパワフルで迫力がありました。
あと、16号とかダリアとかの戦闘バカというか、筋肉バカなキャラクターのキャラ立ち感というか、リアル感が女性キャストの時より強かった感じがします。
たぶん、ああいうタイプのキャラクターはもともとが少年マンガから派生したもので、だから女性よりも男性の方が「らしい」感じがするのかもしれません。
慎重なタイプのアネモネですら、女性キャストの時よりは動的な感じで、静かなんだけれども熱血しているなというふうに見ていて思いました。
あと、音楽劇と違って歌や踊りがない分、戦闘シーンに時間を割いていて、それも彼らのパワフルさを存分に見せていた気がします。
ストーリー的には、アンドロイドたちの疑似記憶に関するシーンがなくなったかわりに、レジスタンスたちの背景というか、なぜ地上で戦っているのかが掘り下げられていて、そこもよかったです。
リリイ役の方が、素で女の子に見えるぐらい可愛かったんですが、彼がキャスティングされたのにも理由があった――ということも、このレジスタンスたちの過去に関わる部分でわかって、すごく納得でした。
赤い少年は当初、少女の方が不気味だったかもな~と思ったりしたんですが、いやいや、やはりこっちも不気味でした(爆)。
不気味で、ちょっとイラっと来る存在で。
なので最後、アコールに倒された時は、すかっとしましたね。
そして、なるほど、このためのアコールか……とも思ったりしました。
最後、サーバールームで登場した白い機械生命体。
私あれ、もしかしてリリイじゃないのか……なんてちょっとドキドキしてたんですが、身長からしてそうじゃないっぽい……と思ったら、本当にただの機械生命体だったので、ホッとしましたね。
結局、今回はアネモネが死んで、デイジーとリリイが生き残りました。
……音楽劇ではデイジーが悲惨なことになっていたので、今回はフツーに生き残れてよかったな~と思いました。
一方、意外だったのは司令官ですね。
最後に、リセットされてしまいました……。
見ていて思わず、ええ~っ! となりましたよ。
それに対するワカバの反応が、なんか可哀想で。
しかも、この反応ではたぶん、いずれワカバもリセットされるだろうなあって想像できちゃったりして、よけいにうっ! ってなりました。
ところで、この舞台では司令官は降下作戦の本当の目的は知らなかったみたいですね。
人類会議を説得するシーンで、「このままでは敵サーバー殲滅の目的も果たせない」と言ってましたので。
実際の目的は、赤い少年が最後に明かしたとおりなんですが――。
しかし、キャストが変わっても、それが女性から男性になっても、なんかやっぱり21号に目が行ってしまうな~と、改めて思いました。
音楽劇でも、私の推しは21号だったんですが、今回も。
性格とか最後どうなるのかとか、あと衣装や外見も含めてみな、なんかすごく好きだな~って感じます。
今回の衣装とか髪型も、なんかすごく好みでしたし、話し方とかも見ていてすごく気持ちよかったです。
最期のシーンでは、バックに『オバアチャン』がさりげなく流れていて、それもああ……って感じでした。
2号は、外見とかが9Sみたいで、改めて2号が男性化すると9Sになるのかーと思ったりしました(笑)。
彼は女性版とあんまり変わらないというか、最初のころと最後のギャップが相変わらずすごくて、そこが見ていて楽しかったです。
いや、変わらずにはいられなかったその理由は悲しいですけれどもね。
今回はアフタートークも放送してくれたので、これもうれしかったです。
案外、流してっていう要望が多かったのかもですね。
ともあれ、今回も熱のこもった素晴らしい舞台で、見られて本当によかったです。
たぶんBDも出るだろうと思いますが、その時にはまたちゃんと買って、じっくり見たいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿