アニメ『ニーアオートマタVer1.1a』5話と6話の感想です。
まずは、5話の感想から。
パスカル登場回です。
ゲームでは登場しなかった、パスカルの過去話(なぜ平和主義になったのかなど)が語られます。
そのきっかけになったのは、なんと地下で樹木の間に挟まれてしまっているエミールでした。
公式サイトのキャラクター紹介にはいなかったので、エミールは今回出て来ないんだろうと思っていたため、かなり驚きました。
しかも、9Sがエミールをハッキングすることで、なんとカイネたちレプリカントのキャラたちもちら見えして、ゲームからのファンは狂喜乱舞することに。
もちろん私も、驚きましたし、モニターの前で怪しい踊りを踊ってました(笑)。
いや、ほんとにハッキング空間は、アニメスタッフの独壇場でありニーア愛表現の場であり、ファンにとっては狂喜乱舞の場なのだなと思いました。
ところで、あのエミールが挟まっている樹木は……もしかしたら、神話の森のあの木なんでしょうか。
あの木はそもそもただの木ではなくって、コンピューターのようなものっぽかったので、だとしたら、エミールが挟まっているのもわかるような気もします。
もちろん、ただの巨大な木だったとしても、それはそれでうまいなと思います。
古来より、樹木は信仰の対象だったのだし、エミールの挟まった木をパスカルが『ご神体』と考えているなら、それはそうなのだろうなと。
あと、ふと思ったのですが、この『ご神体』があることによって、もしかしたらパスカルと村のヒドイ状況も回避できるのかもしれないな……なんて感じたのでした。
話は前後しますが、村への道中の2Bと9Sのやりとりもいいです。
前回出なかった「ナインズと呼んで」も、ここで出ていますし、なんとなくほのぼのしますよね。
また、村の中にはゲームのサブクエに登場した機械生命体たちもいて、見ながらサブクエの内容を思い出したりしました。
ここから発生するサブクエは、わりとほのぼのした感じのが多かった印象です。
続いて6話ですが。
まさかこんなにがっつりと『ヨルハ』の話をやるとは思わなかったので、これまたびっくりしましたし、感無量でした。
しかも声優さんが、ほとんどが音楽劇『ヨルハ』でそれぞれの役を演じた、いわばオリジナルの役者さんで、そこもすごいと思いました。
最初にローズの声を聞いた時、あれ? 雛形羽衣さん? と思ったんですよ。
いやいや、まさか……と思いながら見ていて、21号の声を聞いて、またまた、これって、花奈澪さんじゃ……ってなって。
それでエンディングのロールを見たら、ほぼ全員、オリジナルキャストじゃないですか。
いや、ここまでやる!? って、ほんと思いましたよ。
あと、『ヨルハ』のキャラクターたちのデザインが、基本的にはマンガの『ヨルハ』を踏襲していたのが、よかったです。
マンガの『ヨルハ』はもちろん、舞台のキャラクターたちをマンガ化しているんですが、それがそもそも3次元から2次元への変換なのに、全然違和感ないんですよね。
で、アニメはそのマンガの『ヨルハ』に沿っていると。
しかも、ゲームに登場しているアネモネだけは、ゲーム内の方のデザインになってて、芸が細かいな~って感じました。
それと、時間が経ってから気づいたんですが、これってリリィの視点で語られているために、最後がどうなったのか、わからない形になっているんですよね。
そこも、うまいなと感じました。
たぶん、ある程度は舞台と同じだろうとは思います。
少なくとも、2号は生き残っていないと話にならないし。
けど、本当に何があったのかとか、あの作戦の裏に何が隠されていたのかとかは、話の大筋にも関わることでもあるし、ここでは語らないってことなんだと思います。
そして、最後に出て来たシルエット。
次回はおそらく森の王国回で、A2が登場ってことなんだろうと思います。
はたしてこちらも、どんな内容で攻めて来るのか。
続きがますます楽しみです。
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