遅ればせながら、昨年やった『555』の映画、『パラダイス・ロスト』を見ました。
はっきり言って、消化不良のテレビより、ずっと面白かったです。
ストーリー的にもですが、田崎監督の派手な演出もあいまって、なかなか素敵な作品に仕上がっていたと思います。これだったら、大画面で見てもよかったかな〜と今更ながらに思いますね。
何より、戦闘シーンや人的物量作戦的な部分に、圧倒されます。
ライオトルーパーの群れといい、そして1万人のオルフェノク! という設定の観客といい。
殊に、この観客は「1万人のエキストラ」と銘打って、一般公募したものなのですが、映像を見ていて、ダメモトで、私も応募してみればよかったかな〜なんて思いました。
いえ、撮影自体はかなり長時間に及び、大変だったようです、東映公式HPによると。でも、ファイズvsオウガの時なんか、客席にまでなだれ込んで来るんですよね。間近でファイズとオウガが見れる! なんて思うと、ついつい「いいな〜」なんて(笑)。
ドラマ部分では、再開した巧と木場が河原で話しているシーンが、なかなかよかったです。
この二人に関しては、東映さん、腐女子をあおってるだろ、といわんばかりのやりとりが多くて、すっかり顔が変になりつつ見ていました(笑)。
ちなみに、二人が話している河原は、たぶん『ブレイド』の映画で、カリスが天音ちゃんを助けて、その後ジョーカーになってもう一体のジョーカーと戦った、あの場所かと。
木場といえば、オルフェノクの時、下半身が馬状態になって戦うのが多かったのがうれしいですね。あれ、やっぱしかっこよかったですv 結花もテレビとは違う姿だったし、空飛んでたし。
彼女の死のシーンでの海堂の告白は、ちょっと唐突な気もしたけれども、結花の死に方としては、テレビよりマシだったんじゃないかなという気がしました。
スマートブレイン社に関しては、社長より「上」がいるっていう設定は、よかったと思います。
そして、テレビの方でずっと私が思っていたように、スマート・レディもその黒幕の一人? あるいは、「社長」の監視役、かしら。
にしても、村上社長の最後は、ちょっと子供向け映画にしては残酷だったような気がします。
あと、草加が意外とあっさり最初の方で死んだのが、ちょっと残念でした。テレビ同様、ブラックぶりを披露してくれるかと、楽しみにしていたのに(笑)。
そうそう、たぶん友情出演だと思いますが、『龍騎』の沙奈子おばさん役の方と、編集長役の方が出ておりました。どちらも、相変わらずいい味出してましたv
ということで、感想でした。
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