あっという間の1年

年を取ると、時間の流れが早く感じるというけれど、今年は本当にあっという間にすぎたような気がしました。
そんでもって、けっこういろんなことがありました。
まず、スマートブックを買って、グーグル+に参加したり、1年のうち2回も研修で他の都市へ行くはめになったり。
6月にはいきなりひどいめまいに襲われて、食べ物に気をつけるようになったり(今ではかなり、挫折気味だけど)。
長らく書いて来た『神の眠る星』も完結の運びとなりましたし、ペンタブ買って素材サイトを始めたりもしました。

中でも一番大きかったのは、12月のオフ会でしょうか。
日帰りとはいえ、他県まで出るのも本当に久しぶりで、ネットで親しくしていただいている方たちとお会いできたのもうれしくて、楽しい出来事でした。
更に、その余波(?)として、新しい衣類をあれこれと買い込んだりできたのも楽しかったです。

……と考えて行くと、今年は全体として新しいものを買い込んだ年だったかも。
スマートブックをはじまりとして、ウォークマンにペンタブ、パソコンの冷風機も新しくしましたし、衣類もあれこれ新しいのを買って、実は先日、通勤用にするべくバックも新しいのを注文しました。

というわけで、来年はいろんな点で心機一転してこう、前向きに歩き出したりできればいいな、などと思ったりするのでした。

大河ドラマ『平清盛』

先日、大河ドラマの『平清盛』が終わりました。
ということで、簡単ながら感想など書いてみたいと思います。

まず最終回ですが、駆け足ながら清盛の死とその後の人々の様子について描かれていて、そのあたりは歴史を紹介するという点ではよかったと思います。
死んだあとの清盛が、西行と共に残された人々にメッセージを送って回るというのも、悪くはなかったです。
ただ、なんとなく、こういうのって女性の書き手に特有の感覚だなあって気はしました。
あと、最後の方の、宋との交易船に乗る小兎丸の図はなんかこう、ぐっと来るものがありましたね。
全体として、いい最終回だったと思います。

ドラマ全体については、このシーンいるのかと思うようなところもあれば、家族と見るのはちょっとなあと思うシーンもあったことはありました。
それでも、一年間、楽しく見ることができたと思います。
歴史上の人物としての清盛には、全然詳しくなかったので、彼がどんなふうにしてのし上がって行くのかを見るのも、楽しみではありました。
このドラマでは、結局彼が目指したものは頼朝によって受け継がれ、文字どおりの「武士の世」へと形作られて行くわけで、そのあたりも興味深かったです。

あと、主演の松山ケンイチの熱演は、すごかったと思います。
私の中にある清盛のイメージは、以前に同じ大河の『義経』で渡哲也が演じたものだったので、当初、渡哲也よりはるかに若いこの俳優さんが、どうやって老人の清盛を演じるのだろう? と思ったりしていたのですよね。
外観はメイクでなんとかするにしても……なんて。
でも、実際の松山ケンイチの清盛は、役の上の年齢どおりにどんどん老成し、貫禄を増して、「清盛入道」にふさわしくなって行きました。
最後の大往生のシーンなんて、本当にすごいの一言でした。

他の役者さんたちも、それぞれの役柄をとても熱演してらしたと思いますし、平安末期の時代を描き出すための大道具・小道具などさまざまな演出、どれもすごく気合が入っていて、スタッフの方たちの意気込みも伝わって来ました。

視聴率が低いことを、ずっと叩かれ続けていましたけれど、それについては「大多数が良いというものが、本当に良いものなのか?」という疑問が私の頭にはありました。
たしかにNHKは、私たちの払ったお金で運営されていますし、たくさんの人が面白いと褒めたたえるものは、もちろんそれだけ多くの人に対して訴求力があるのでしょう。
けれど、ドラマに限らず、映画でも音楽でも美術でも、「多くの人が支持することはないけれど、良いもの」はたしかに存在します。
なんというか、そうした「良さ」というのは、資本主義的な「売れる=良いもの」という発想とは、別のところにあるんじゃないかと、そんなふうに私は思ったりしました。
もっとも、視聴率が低いからこそ、好き勝手ができたという見方も一部にはあるようですし、夜中に放送されているアニメと同じく、「見たい人だけが見て、萌えてくれればいい」というのもまた、一つの作り手としての姿勢ではあるなあと思います。

ともあれ、一年間、楽しく見ることができました。

オフ会行って来ました。

昨日、12月9日はグーグル+でご一緒させていただいている方たちとの、京都オフ会でした。
全体としては、すご~く楽しかったです。
京都は思っていたほど寒くもなくて、それも私的には大変よかったです。
ただ、列車が……10時過ぎには京都到着だった特急が、事故が発生したとのことで、なんと和歌山駅で2時間近くも止まったままになってしまい、結局、午前中の予定が全部パーになってしまいました(^^;
今考えれば、快速など使ってとにかく天王寺まで出て、そこから近鉄使って京都へ行くとかすればよかったのかもですが、和歌山駅は普段、特急で通過するだけの場所なもので、どこからどう路線が延びているのかも、さっぱりわからず。
ちなみに、事故処理自体は30分ほどで終わったらしいのですが、きのくに線は単線で、特急が玉突き的に止まっていたため、それらが順次発車して動き出すのに、2時間近くかかったのでした。
しかも、車内放送によれば、あのあとの特急は全て運行を取りやめたらしいので、かなりの人が予定変更を与儀なくされたのじゃないかと。
こういうところは、やっぱ田舎の不便さだなあと思います。

それはともかく。
12時過ぎに京都に到着したあと、忍者カフェの最寄り駅で合流するべく、地下鉄で移動、阪急駅構内へ。
ここでは、他の方たちが降りたのとは、別の場所にいた私をオフ会主催者の方にうまく見つけて拾っていただけました。感謝です。

忍者カフェは、とってもよかったです。
食べ物も美味しかったし、途中で見せてもらったパフォーマンス(手品)も楽しかったし、食事のあとに入った迷宮も楽しかったです。
忍者カフェを出たのが、3時すぎですか。
そのあと、伊勢丹に行ってお土産ものなどを物色してから、オープンカフェでお茶しながらおしゃべりを楽しみました。

帰りは、ちょうど同じ新快速に乗る方がいて、その方と予定していたのより1本早いのへ乗って新大阪へ。おかげで、お弁当買ったり、座席取りのため前の方へ並んだりする余裕ができて、大変たすかりました。
実は帰りの特急が時間どおりに動いているか、少し心配していたのですが、そちらは杞憂に終わりまして、たまたま隣り合った北海道から来たという女性の方と軽く雑談などしつつ、8時半ごろには予定どおり、帰宅できたのでした。

ところで今回、何よりよかったと思ったのは、ケータイの電池パックを新しいものにしてあったことでした。
おかげで、特急が止まってから阪急駅で合流するまで、ずっとツイッターでやり取りすることができました。まあ、さすがに帰りはほぼ電池がなくなりかけてましたが(^^;
それでも、古い電池パックのままだったら、きっと行きの途中で電池切れを起こしていただろうし、そうなったら、どうやって合流してたんだろうと考えるだけで、ちょっとぞっとします。

あと、これまでネット上だけでやり取りさせていただいていた方たちと、実際にお会いしておしゃべりできたのは、とてもうれしかったし、楽しかったです。
私にとっても、いろいろと刺激にもなりましたし、ストレス解消(?)にもなった気がします。
ともあれ、ご一緒していただいた方々、本当にありがとうございました。

なんとなく愕然

本日はツイッターでも呟いたとおり、「ニーハイソックスを履いて過ごそう!」を実行している私。
とはいえ、生足ではなく、厚手のタイツを履いて、その上から履いているので、そこそこ温かくはあるのです。
けど、こんな薄着はもう久しぶりだったり(^^;
そのことに、今朝気づいて、ちょっと愕然としました。

今の仕事に就く前ですから、ほんの5、6年前までは私、冬でもパンストに靴下で仕事に行っていたんですよ。
自宅でも、パンストの上から毛糸のタイツとかスパッツを履く程度で。
ようするに、最高でも2枚重ね、だったんです。

それがいまや……仕事の時には大きな声では言えないほどたくさん重ねていますし、自宅でもあんまり変わらない状態で。
何か、年取るってこういうことなのか――と、しみじみと思ったりしたのでした。
たしかに私、もともと冷え性の人ではあったですけれども。

そういえば、先日ネットサーフィンしていて、質問系の掲示板で若い女性の方が冷え性でパンストの上にニーハイソックスを履いていたら、別に会社の規定には違反していないのだけど、他の部署の男性何人かに「それは変だ」と笑われた、私はおかしいのでしょうか? という質問が寄せられていて、何それ? と思ったものです。
いやだって、私にとって、パンストに靴下履くのは学生時代からフツーのことだったので。
しかも、同じ女性がファッション的な面でおかしいとか言うならまだしも(いやまあ、それもむかつきますけどね)、男どもがなんでそこで笑うよ、という。
たぶん、笑った男どもも、あと10年20年したら、ごっつい毛糸のズボン下とか履かないと耐えられなくなって、若い時はこんなものいらなかったのに、と愕然とするんだろうになあ、なんて思うのですけれども。
何より、足腰の冷えの感覚って、年齢が近くても個人差のある話なので、本当になんだかなあと思ったことでした。

それはともかく。
半日ニーハイで過ごしてみて、とりあえずなんとかなりそうなので、ホッとしている私なのでした。
いや、せっかく買ったんだし、来週のオフ会にやっぱり履いて行きたいですものね。

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