創作についてや、アニメやドラマ、ゲームの感想など、織人文が脳内でモヤモヤと考えたことを綴るブログです。

2018年2月5日月曜日

舞台『少年ヨルハVer1.0』

昨夜は、ニコニコ生放送にて、舞台『少年ヨルハVer1.0』を見ましたので、その感想を書きたいと思います。

ちなみにこの舞台、昨年発売されたゲーム『ニーアオートマタ』に関連するもので、ゲーム世界の3年前の出来事を描いています。
ということで、ざっくりとあらすじを。
遠い未来、地球は異星人の攻撃を受け、人類は月に避難しており、地上にはアンドロイドたちがいて人類のかわりに、異星人たちが造った機械生命体たちと戦っています。
そんな中、敗戦色の濃い現状を打破するために造られたのが『ヨルハ』と呼ばれる最新機種のアンドロイドたちです。
基本、ヨルハ部隊は女性型が中心なのですが、男性型モデルの投入を考えた人類軍司令部は、少年ばかりのヨルハM部隊を作り、稼働実験をすることになったのでした――。

……というわけで、そのM部隊の少年たちの物語が、この舞台なわけです。
まずは、とにかく圧倒される舞台でした。
少年たちの置かれた状況や、戦闘シーンなどどれを取っても迫力があって、すごかったです。
殊に少年たちそれぞれの個性や関係性は、物語が進み最後になるにしたがって緊迫感が増して行きました。
論理ウイルスに冒されることで、心の中の負の部分を暴露して行く二十一号や三号、もともとの性格が暴走する六号。
そして、自分に課せられた極秘任務に苦しむ二号。
役者さんたちの演技が本当にすごくて、まさに作品の世界に引きずり込まれる感じで。
なんというか、本当にニーアの世界なんだなあ……と見終わったあとに、溜息をつくしかない、怒涛の展開でした。

そんな中、唯一コミカルなシーン担当だったのが、レジスタンスの三人です。
三人ともがすごくいい味を出していたのですが、私的に面白いと感じたのは、ロータスでした。
武器とかプログラムを開発している人なんですが、言ってることとかやってることが、まさに『オタク』で。
機械生命体が勝手に攻撃を始めるプログラムとかを仕込むんですが、敵味方の区別なしに攻撃しちゃう、とかね。
見ていて、思わず笑ってしまいました。
あと、リーダーのカクタスは、すごく臆病なんですが、そうなった事情が途中で語られて……それもまたせつないなあと見ていて思いました。

事前に、シークレットキャストであきやまかおるさんが出る、という話は聞いていたのですが――役柄は、ゲームと同じ153でした。
ポッドが造られる前のシステムの声、ということで。
結局最後にM部隊の生き残りたちに実験の終了と、少年型は全員がスキャナータイプになるということを言い渡したのも、彼女――というか153でした。
最後の展開に、「ああ、なるほど」と思いました。
あと、これは私の想像ですが、たぶんこの時の生き残りたちも処分されて、戦闘やらなんやらのデータを分析したものから9Sたちが造られたんじゃないかなあと。
だって、2BのプロトタイプであるA2のことも、司令部は殺そうとしてますからね。……ってか、そもそもこの舞台の中でも、二号はM部隊を全滅させる命令を下されてるので、生き残りをそのままにしておいてはくれないだろうなと。

見ていて、場面転換がうまいな~とも感じました。
一つのセットの中で、後ろに映し出される画像が変わることで場所が変わって行くのと(この画像は、ゲームで見慣れたもので、なんか懐かしい感じがしました)、あとは照明ですね。
回想シーンは黄色っぽいライトで全体を照らすとか、爆発シーンは背後にあるライトが真っ白になるとか、ウイルス感染シーンはライトが赤くなるとか。
そういう色とか光の強さで状況が描写されていて、そこもうまいな~と思いました。

ともあれ、2時間があっという間でした。
本当に、見られてよかったです。
一応、予約もしてあるので、タイムシフトでも見る予定です。
そしてブルーレイも、発売されたら絶対買おう、と強く思った私なのでした。

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