「あいつ」って誰?

本日の『ブレイド』ですが。
一番気になったのは、象アンデッドの言った「あいつ」っていったい誰? なんなの〜ってことでした。それが、どうやら相川の正体ってことらしいですけれど……。
ところで、写真を撮ってる時の相川は、すごくいい顔してますよね。もっとも、当人は自分がそんないい顔していることにも、笑っていることにも、気づいていないのかもしれませんが。

チベットから来た男も、アンデッドだったようですね。しかも、蜘蛛型? ただ、当人も言っているとおり、剣崎たちの敵ではないようです。
ところで、彼が風によって、さまざまなことを知るシーンを見ていて、自キャラのサフォクリフのことをふと考えました。
オリジナル作品の中でまさに、こんなシーンがありまして……見ながら「そうよ。私はあのシーンで、こういう感じを出したかったのよ!」と思ったり。
はたして自作の方は、読んでくれた方々が、こういうシーンをイメージしてくれたかどうかは謎なのですが……。
ともあれ、あれは妙にツボにはまるというか、「やられた!」と思うシーンでありました。

一方、睦月はまたちょっと変になってますね。まあ、子供だから、しかたのない部分はありますね。いわゆる思春期だし。
剣崎たちは悩むといっても、少なくとも「そこ」はすでに脱出しているわけで……。傍にいる人間がちゃんと導いてやれば、睦月も大丈夫だとは思いますけれどもね。一度は、自分を取り戻しているわけだし。

ところで、映画版の天音ちゃんってば、すっごく可愛いですよね〜w
公式サイトと雑誌で見て、うひゃ〜っとか思いました。
何か、映画の方もすごく楽しみです。

6月に読んだ本

遅ればせながら、6月に読んだ本について書きます。

■小説
 『グイン・サーガ95巻 ドールの子』 栗本薫

■マンガ
 『愛しく冷たい君』 安曇もか
 『最後のドアを閉めろ!』2巻 山田ユギ
 『中国(チャイナ)の鳥』 波津彬子
 『宗像教授伝奇考』(文庫)6巻 星野之宣
 『陰陽師アンソロジー・紫龍之巻』 かんべあきら他
 『辻占売』3巻 池田さとみ

以上です。
6月は、あまり小説が読めませんでした(^^;
ところで、その唯一読んだ小説の、グイン・サーガ95巻ですが……読んでいる最中にあちこちで見かけた感想では、何か、あんまり評判がよくありませんね。
私も、オクタヴィアのマリウスに関する発言には、ちょっとびっくりしましたけど……でも、往々にして大恋愛の末に結ばれた夫婦って、こんなものかもしれません。
それよりも私が気になっているのは、シルヴィアのことです。ハゾスたちは、彼女を悪いように言うけれど、でも、傷ついて帰国した彼女の心のケアを、誰もしようとしなかったのだから、彼女が精神的に壊れてしまったとしても、しかたがないんじゃないのかと思います。
それに、もしもアモンによってつながれた夢の回廊でのグインとの会話が本物で、彼女の方にもその記憶があるなら、彼女が絶望してしまったとしても、無理はないと思います。
私自身、あの90巻での「きさまは幻だ。シルヴィアじゃない」というグインの台詞を読んだ時には、本当に思いましたもの。グインであっても、これが限界なのかと。

本当は、帰国後のシルヴィアのケアを、マリウスにさせるべきだったと、私は思います。彼なら、同じ体験を経ている上に、音楽という癒しの技を持っていますから。それに、そうすればマリウス自身も、ケイロニア宮廷の中でちゃんと一芸に秀でた存在として認められていただろうにとも思いますし。

マンガの方は、どれもそれぞれにいいのですが、じわっと心に染み入って来るのは、波津さんの『中国(チャイナ)の鳥』でしょうか。あと、『辻占売』の3巻は、泣けます。特に、最初に載っているお話が、じんと来ました。
そして、圧巻はやはり『宗像教授〜』でしょう。
ところで、この話、宗像さんが樺太に渡っちゃったら、終わりなのかなと思っていたら、今月も続きが出るようです。

ということで、先月読んだ本&マンガの感想でした。

ステロタイプな発想

在宅の仕事だとか、通販だとかの勧誘の電話が、時おりかかって来るのですが、そのたびに、なんとなく「こういう会社って、ステロタイプな発想しかしないんだなあ」と思います。
どうしてかというと、彼女たちはかならず私が出ると、「奥さんですか?」と尋ねるのですね。弟が出ると「ご主人様ですか?」と訊きます。
まあ、私は「奥さん」ではないので、そう答えると会話はそれで終わり、聞きたくもない話を聞かされたり、しつこく勧誘されるのを断ったりする手間がはぶけて、いいことはいいのです。
でも、切った後に、なんだかなあ……と思ってしまうのです。

たとえば、私の従姉は独身で、母親と二人でくらしています。
彼女の母親も働いてはいますが、稼ぎは従姉の方が多く、一応、母親が従姉の扶養家族という形になっているようです。実態はわかりませんが、たとえば、高額の買い物をする際の決定権は、従姉にあるのではないかと推測されます。
また、友人(女性)の中には、父親と二人ぐらしで、その介護をしながら商売をしている人もいます。彼女も、おそらく従姉と同じような感じだと思われます。

この二人は独身女性ですが、いわば一家の主的立場にあります。
けれども、おそらく勧誘の電話をかけて来る会社にとっては、彼女たちは「ご主人様」でも「奥さん」でもないがために、客の範囲外ということになるのでしょう。
もしかしたら、彼らがターゲットにしている「ご主人様」や「奥さん」よりもずっとお金を持っているかもしれないのに、です。

こう考えていくと、彼らは、自分たちのステロタイプな発想――夫婦と子供がいてこそ、一組の家族というそれを強固に持ち続けているがために、もしかしたら客になるかもしれない人々を取りこぼしていることになるわけです。

まあ、それはそれで、私なんかが心配することではないとは思いますが……。
ただ、なんとなく私がむかつくというか、溜息をつきたくなるのは、それなりに多様な生き方が認められつつある現代において、いまだに電話に出る大人は、女性ならば「奥さん=主婦(既婚の女性)」であり、男性ならば「ご主人=その家の主(既婚の男性)」と考えている会社(組織)が多数存在するということ。そして、一家の家計を握っていて高額の買い物についての決定権を持つのは、「一家の主=男性」だと考えている、ということです。

ところで、ふと思ったのですが、ああいう勧誘の電話をかけて来る女性の中には、たとえば独身で一人ぐらしの人や、従姉や友人のように、親と二人ぐらしで、自分が親を扶養しているという人はいないのでしょうか。
それとも、いても会社のステロタイプなマニュアルに対して、声を上げようとしないのでしょうか。
それとも……やっぱり世の中、昼間の電話に出るのは圧倒的に主婦かリストラされた旦那が多く、私たちがマイノリティなだけなんでしょうか。
もしもそうだとしても、人の家の家族構成にケチをつけるような電話応対だけは、やめてほしいと思います。
……というか、そういうのって、その会社にとって不利なだけだと思うのですが。少なくとも私は、まったく面識のない電話の相手から、不躾なことを根堀葉堀聞かれて、不快な気分にさせられたような会社と、たとえ少額であれ、なんらかの取引をしようとは思いません。そしてそれは、私だけではないはずです。

爪を切る話

「夜中に爪を切ると親の死に目に遭えない」という言い伝え(?)があります。……というか、私は小さい時、祖母からそんなことを言われました。あと、「夜、口笛を吹くと鬼が出る」とか。
もちろん、迷信といえば迷信なのかもしれませんが、私は昔からわりとそういうことを気にするタイプで、大人になってからも、夜中に爪を切ったことがありませんでした。

で、先日。すでに夜中の零時を回る時間帯に、ふと足を見るとけっこう爪が伸びているんですよね。「ああ、切らなけりゃ」と思い、時計を見て、「夜中はまずいから、明日の朝にしよう」と思って……一人苦笑してしまいました。
親の死に目って……もう、いないんですよ。父も母も。
母は、ほんの半月前に見送ったばかりです。
夜中に爪を切らなかったのが幸いしたのかどうか、どちらも最後まで見取ることはできましたが……。なんにせよ、もう守ったところで意味のない言い伝えになってしまいました。
ああ、そうなんだよなあ……と思いつつ、でもやっぱり、爪は明日の朝切ることにして、その夜は、そのまま寝た私でした。

25話感想

本日の『仮面ライダーブレイド』の感想行きます♪
まず、あのファングとかいうバイクですが……私は、剣崎か橘のどちらかが使うものだとばかり思っていたので、破壊したのが、ちょっと意外でした。
……まあ、二人の気持ちとしては、わからなくもないですけれどもね。
それにしても、鈴鹿サーキットのシーンは、なかなかかっこよかったですね。
『ブレイド』は、平成の仮面ライダーの中ではバイクアクションに重きを置いて製作されていることもあって、今回の使い方というか、演出も、ただのレースのCMではなく、ちゃんと物語の中で重要性を持っているあたりが、うまいなあと思いました。
ちなみに、新名は、やはり狼アンデッドでしたね(笑)。
 

一方、とうとうみゆきは相川に封印されてしまいましたが、最後のところ、虎太郎を気絶させたのは、彼を戦いに巻き込みたくなかったからだったような……なんとなく、そんな感じを受けました。
相川に「好きになれない」と最後に告げた虎太郎ですが……このあたりは、何か書いてみたいなあという気にちょっぴりなったりしました。
今年の私は、相川×天音のはずなのに……(^^;
 

そして、かなり強いらしい象アンデッドですが……戦いはキライとか言ってるから、珍しい奴とか思っていたら、単に卑怯なだけですね(笑)。
他の連中が戦って倒れて行くのを待っているらしいですが……そのあげくにトップに立ってもそれは、覇者とは言わないのでは。
企業とかのトップならともかく(笑)。
 

そして次回はまた、新キャラが。たぶんこの人もアンデッドでは? などとうがった見方をしてしまう私でした。

改めてブログ始めました。

改めてブログ始めました。
小説メインの辺境サイト管理人をやっています、織人文(おりじん あや)と申します。
 

テンプレートがたくさんあるということで、gooでやってみることにしました。
『仮面ライダーブレイド』の感想やら、創作について思うことやら、本の感想やら……あとは日常の出来事についてやらを、不定期にまったりと書き綴って行きたいと思います。
 

サイトの日記とどこが違うのかと訊かれると、ちょっと困ってしまいますが……(^^;
とりあえずは、書ける文章量の違いでしょうか。
日記では、文字数の関係でうわっつらしか撫でることのできないことも、こちらでは、突っ込んで書けるということです。
 

なお、前のブログのログは、創作雑記や時事、日常雑記等のみ、いずれ過去ログとしてこちらにアップしたいと思っております。
わりと、ネガティブな内容が多かったですが、私としてもそれなりに重要なことを書いていたつもりですので、そのままお蔵入りにしてしまいたくはないですので。
それでは、どうぞよろしくお願いします。

■2005.9.9追記

この文章は、2004年7月に、gooにてブログ『月のきざはし』を始めた時のものです。今回、ニフティに移るに当たって、そのまま移行しました。
なお、この後、2005年9月までの記事は、全てgooより移行したものです。

■2019.4.4追記
このエントリーは、今回『脳内フォルダ』に移行するにあたって、過去の文章をそのまま投稿したものです。
『脳内フォルダ』のブログ開始が、2005年なわけではありません。
ご了承下さい。

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